しんあいゼミナール

授業の方針について

しんあいゼミナールでは、「人間形成をするための愛のある教育」を実践しています。
学習塾は志望校に合格させることが第一であることは当然のことですが、それだけではなく、子供たち一人一人がこの塾との出会いによって、何か一つでも人生への気づきを得られるような場でありたいと思っています。
当然、人間形成の第一は家庭、第二は学校です。短時間しか通わない学習塾が第三の場になることは難しいとは思いますが、そんな大それたことではなくとも、せっかく「先生」という大人が身近にいるのですから、良い気づきを得て未来へ繋げていけるようにしたいものです。しんあいは「親愛」とも「信愛」とも「深愛」とも受け取れる名前ですが、教師は一人一人と親身に愛情を持って接していき、信頼関係を培っていきます。親と学校の先生を除けば、社会人と学生が接することはほとんどありませんので、生徒にとって新たな世界の見方を教えてくれる存在になれるのではないかと思うのです。
ただし、それは「説教臭い話ばかりする」「社会の苦労話ばかりをする」「学歴職歴などで生徒を煽る」こととはまるで違います。むしろ、そういう授業をする教師は単なる「ホスト講師」に過ぎません。授業内容で生徒に感動してもらう、あるいは学習への意欲や理解への喜びを感じてもらうことを第一にしなければ、授業は本質を失います。私たち教師は何も特別な話をする必要はありません。ものの考え方、捉え方、論の進め方、そういったものには、これまでの歩みや、世界観が良くも悪くも表れてしまいます。それが教師の個性であり、授業のカラーにもなります。同じ現代文の授業をしても、私と塾長とではまるで違うものになるはずです。大切なのは、それを自覚し、良い方向へ生徒を導く、逆に言えば洗脳的にならない程度に伝えるべき言葉を持つことだと思っています。そして、私たち自身も歩みを止めず、自らの世界をアップデートしていくことです。
一人一人との出逢いを大切に、毎日の授業を楽しんでまいります。

木村

MENU